戸建て住宅は建築工法により木造軸組み構造住宅(躯体が柱と梁の住宅)、2×4構造住宅(躯体が床と壁の住宅)、プレハブ住宅(躯体と主要部材を工場生産し、建築現場で組み立てた住宅)、鉄筋コンクリート造住宅(躯体が鉄筋コンクリート造り)に大別され、それぞれリフォームの制約条件が異なっています。

木造軸組み構造住宅のリフォーム
間取りの変更
建物内部の「間仕切り壁」を撤去ができるので、間取り変更は比較的容易です。ただし建物内部に設けられている「体力壁」(地震や台風で受ける水平圧力に耐える構造体的な壁)は撤去できないので、この場所の間取り変更はできません。

階段の移動
間取り変更に伴った階段の移動は可能です。ただし梁の位置により階段を移動できる場所は限られます。

窓枠の移動・新設
外壁の窓枠の移動や新設は可能です。ただし外壁が体力壁の場合は、外壁の補強をしなければ窓枠の移動・新設はできません。

水回り設備の場所変更
給排水管の位置を変更すればキッチン、浴室、トイレなどの場所変更は可能です。